エネルギー管理システムの設計・構築Energy Management
エネルギーと環境
2011年3月の東日本大震災後の電力使用量の抑制や電気料金の値上げ、原油価格の高騰等、
ビルや工場などの運用ではあらゆる面で省エネルギー化、エネルギー利用の最適化、エネルギーコストの最適化が必要となっています。
当社が担当した省エネルギーで10%以上削減できた例は珍しくありませんが、仮に年間のエネルギーコストが1000万円の事業所で10%削減した場合は100万円のコスト削減、すなわち100万円の利益増になります。
年間100万円のコストダウンはさほど大きくないように見えますが、100万円の利益を上げるためには通常その数倍から10倍以上の売り上げ増が必要であることを考えると、かなりの効果であるとも言えます。
省エネルギーの2つの手法
省エネルギーの手法は大きく分けて『設備改善型』と『運用改善型』があります。
『設備改善型』は高効率チラーの設置や、コージェネレーションシステムの導入など、高額な投資が必要となります。
『運用改善型』は、利用の状況を踏まえた機器の運転方法の最適化などを行ない 省エネルギー化を図ります。この手法は設備投資が小額、又は不要にもかかわらず大きな効果が期待できます。そしてこの運用改善活動は設備改善を実施した場合でも継続して行なうことでより大きな効果が得られます。
弊社のサービスメニュー
設備改善、運用改善の両手法共に、まず現在使われている電力などのエネルギー使用量を用途・場所・時間で把握し、それらを対策に結び付けられるように可視化し、それに基づいて効率的かつ効果的に最適化を行うことが重要です。
弊社では、豊富な経験とノウハウを持つエンジニア集団が、調査・測定、問題点・改善点・効果の可視化、削減・最適化までを見据えたシステム(BEMS=building energy managment sysytemなど)をご提案・ご提供し、お客様のご要望にお応えいたします。
さらに、環境問題に関する調査等にもお応えします。
・ビルや事業所などの省エネに結びつくシステムの設計・構築
・エネルギー使用量の調査・測定、改善策のご提案、運用管理
・事業所や企業の環境問題に関する調査、改善策のご提案、運用管理
弊社担当事例
F社様は省エネソリューションの開発のため、オフィスや大学、クリーンルーム等における総合的な省エネ実証実験に取り組まれていました。
F社様の省エネ手法は、対象となるオフィスや大学研究室等のエネルギー(電力など)使用量とその用途を連動して総合的かつ徹底的に測定・分析し、そこから無駄を抽出して見える化し、有効な対策を効果的に打つというものでした。
弊社はF社様と協業し、この省エネ実証実験で基本となる詳細な電力などのエネルギー使用量の測定を豊富な経験を基に担当し、20例近い省エネ成功事例開発に貢献しました。